どんぐりモンゴリその2
2007.06.05 Tuesday | by terukina
「どんぐり」は日本語で「どんぐり」
「モンゴリ」はモンゴルの言葉で、同じく「どんぐり」の意。
ともにブナ科の実の総称であります。
NPO法人[どんぐりモンゴリ]
日本国内の森林再生と中国砂漠の緑化事業およびそれらの
活動を通した人材育成のため、2005年設立されました。
みんなでどんぐりを育てて、緑を取り戻していこうという活動です。
今回はバイオリニストかなでさんのご縁から、この活動に絵本劇で
参加していく事が決まりました!どんぐりのお話しの絵〜描くぞ〜♪
どんぐりといえば昔はよくコマにしてあそんだり
生でかじって泣いたりしていましたが、
今の都会の子どもたちにそのイメージを聞いてみると
汚い
怖い
と散々な嫌われようだそうで。。土まみれで毛虫の住家である
可能性もあるどんぐり。いわれてみればそうですけどね〜。
でもどんぐりって地球の健康のためにとても重要な役割を果たして
いるんだそうです。
広葉樹であるどんぐりの木が豊かに育っている土地は土も肥えていて、
その栄養が川に流れ出し、結果海までも健康にしてしまうんだそうな。
(あってるかな・・・)
地球が健康になるばかりでなく、その経過で出来たおいしいお水
で、おいしいお米や農作物が育つので、僕たちの日々の生活にとっても
たいへんよいことがあるわけです。
ん〜、おいしいお酒が飲めるのも、たどっていけば、
どんぐり君のおかげなのか〜。
そして、そのどんぐりの苗をみんなで育て、植樹していこうという事
なのです。
その苗を育てる人を、盲導犬の「パピーウォーカー」にならい、
その名も「どんぐりウォーカー」と呼ぶそうです。
さっそく苗を頂いてしまいました。
わたくし、「どんぐり」を育てております☆
なんだろう、この幸福感は。。
その活動は海を越え、モンゴルでもおこなわれており、どんぐりの輪は
たいへんな規模で広がりをみせております。
砂漠にどんぐりの苗を植える子どもたちの写真をみせていただいたのですが
みんな瞳がとってもきれい!牛などの糞を肥料にして、よく肥えた土を
つくり、一緒に大地に埋めていくんだそうです。
でもそのお話で可笑しかったのが、大切に保管していたはずのどんぐりが
一夜にしてなくなってしまうという事件がおきたそうです。
おきてきたみんなは大慌て。盗まれるものでもないし、食用でもないし。
どこだどこだと探していたら、別の場所で作っていた肥料の中にすべて
何者かによって埋められていたそうです。
どういうことかと申しますと・
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こういうことだったそうで。
ねずみやリスは冬を越すためにどんぐりを貯蔵する習性があり、
通りかかったねずみはもうたまらずやってしまったんでしょうね。
そのどんぐりはモンゴルでは「モンゴリ」というそうです。
なんだか国名自体がどんぐりという意味なのでは?と思ってしまいますね。
気になるなぁ。
今度お聞きしておきます。
でも「西」の「木」と書いて「栗」とよませるようにそもそもどんぐりは
西の方から運ばれてきたんだそうです。。。たしか。。。
え〜、だんだんお聞きしてきたお話の内容がたどたどしくなって
まいりましたね。。。
でもとても興味深いお話しを沢山していただき、感動することばかり
だったので、これから少しづつ学んでいき、次世代の子たちに、よい
かたちでこの活動を伝えていくお手伝いがしていけたらなと思って
おります。
またこの活動は順次ご報告させていこうとおもっております。
お招きいただいた事務所でのバーベキュー写真をば☆
どんぐりモンゴリ役員の角和さん(一番左)
おなじく役員の田中さん(一番左)
かなでさん(手前左)と国語の先生でもあり、影のマネージャーと噂されている大曽根さん(手前右)
中国からの留学生リャンさん(左)と事務所(中島工務店)のみなさん
リャンさんは愛知県芸のグラフィックデザイン科の大学院生で、この春から
日本にきたそうです。でもまだ二ヶ月しかたっていないのに日本語が
とっても上手!こんど教えてもらわなくちゃ。
モンゴルの子たちと同じように皆さんの目もキラキラと輝いていたのが
印象的でした。
この出会いに感謝!
どんぐりモンゴリHP
http://www.mongori.jp/index.htm
どんぐりと笑顔がいっぱい。
「どんぐり」って声にだしていうといいなぁ。
かわいいなぁ。
中島工務店HP
http://www.npsg.co.jp/